こんにちわ。高山です。
最近は何かとネガティブな話題も発信されてはいるものの、ネットの副業的な稼ぎ方ができる媒体として、今でも知名度・人気ともにあるのがYouTubeのチャンネル収益化。
某ヒューマンビートボックスなYouTuberは相変わらず動画内で、凄まじく儲かっているであろうことを暗に匂わせておりますが、一方で大物YouTuberが最近は全盛期より相当稼ぎが下がった…なんて暴露もしておりました。
かつて“時給日本一のYouTuber”を自称していたラファエルの、成り上がりならぬ“成り下がり”が止まらない。
栄枯盛衰の激しいYouTuber界。チャンネル登録者数179万人(23年3月21日時点)を誇る古参YouTuberのラファエルもまた、厳しい現実に直面している。数年前まで、高級マンションでの豪勢な暮らしぶりを紹介したり、高級車やブランド品を買い漁ったりと、羽振りの良さを全面に押し出すキャラクターで人気を博したラファエルだが、近年は動画の再生数が激減。
その影響は収益面にも及び、22年11月30日にYouTubeチャンネル「令和の虎CHANNEL」で公開された動画に出演した際には、「広告収益が10分の1に落ちている」と告白したことが話題を呼んだ。このカミングアウトをきっかけにラファエルは吹っ切れたかのように、都内の家賃140万円/月の物件から千葉の家賃40万円/月の物件へ引っ越し、盟友のYouTuberヒカルから1億円を借金するなど、180度の路線変更を敢行した。
某ヒューマンビートボックスの方が、YouTube界隈だけでなく一般のテレビなどにも出始めた頃に、子どもたちの将来なりたい職業がYouTuberになった時期も確かにありました。
なりたい職業ランキング/小学生・中学生・高校生の男女別トップ10
調査した会社によって結果はまちまちですが、結構な確率でYoutuberがランクインしているのが確認できます。
ただ収益化の単価が大幅に下げられるという、マイナスな面の話も出てくるようになって、Youtuberに対してのあこがれは多少は落ちたものの、それでもまだまだYoutuberは夢のある職業として捉えられているように思えますね。
しかし、先に記事を引用した人気Youtuber・ラファエル氏の件もあるわけで、実際にYoutuberは副業として魅力的で稼げるものなのかということを取り上げたいと思います。
Youtubeの単価が落ちている件は本当なのか?
専業的にやってはいませんが、副業的な稼ぎとして私もYoutubeチャンネルを持っており、収益化の要件を満たして実際に収益を得ております。あ、チャンネルは公開しません(笑)
数年収益を得ているのですが、記事引用したラファエル氏の言うことは大体真実であることは間違いないです。
Youtube側での収益単価は様々な説がネット上に流れていますが、再生数前提なので1回辺りの単価に直したらネットで出ている内容は大きく違っているということはありません…が、やはりチャンネルの再生状況であったり、その内容で調整がかかっているのも間違いはないはずで、正直ネット上で言われているのは、根拠にするのは薄く、状況と人によるとしか言いようがないのです。
Youtubeがどんな感じで、その収益基準を決めているかは全く開示されておりませんので、もう推測にしかならないのですが、実際にチャンネル運営していて、再生回数はほとんど変わらないのに、収益の差がかなり出たことは過去何度か経験しています。
1月は4万円だったのに、2月はその半分の2万円だったとか(再生時間数に大差はなかったです。その後しばらく単価が下がり、低い水準の収益が続いた)自分自身で経験していますので、そうなったときには確かにYoutuber専業でやっている人は相当に厳しいのは間違いないでしょう。
ある程度チャンネルが育つと、チャンネル登録者が増えても総再生時間って変わらなくなってくるのです。不思議なものですが、おそらく過去動画も熱心に見てくれる一部の人が再生数の多くを稼ぎ、それ以外のチャンネル登録者のほとんどについては、新着があったら再生するぐらいの再生で終わるのではないかなと思っています。ソーシャルゲームの重課金者が全体のほんのわずかで、そのほんの僅かが収益の多くに貢献してくれているイメージと同じかもですね。
専業の人はたしかに、収益がラファエル氏の言うように10分の1になったら例えば月収100万円が10万円になるので、死活問題といえるのは間違いないです。
では、Youtuberはオススメできない媒体となるのでしょうか?
『専業Youtuber』はオススメできるか?できないか?
前段の個人的な結論としては『専業Youtuber』はオススメできないです。
専業でこれ一本でやるとなると、ある程度更新頻度を上げて、新規チャンネル登録者を多く獲得する戦略が必要になってきます。
しかし、せっかく苦労して動画を作成しチャンネル登録者を増やしたとしても、動画再生における単価がYoutube側から減らされるのは対策しようがないですし、減った単価分だけの視聴数を伸ばすのも難しいと思います。
何でもそうですが、運営側の都合で収益が大きく増減するようなビジネスは専業では厳しい…というのが個人的な見解ですね。専門事務所に所属するなど、ある程度の収益に担保が取れるようであれば検討する価値はあるかもしれませんが、やはり個人でやるのはリスクが大きいと思います。
あくまで『副業』としてのYoutube収益はアリ!
単価に大きなばらつきが出る時点で、専業Youtuberはオススメできないと思いますが、Youtubeをあくまで『副業』としての立ち位置で収益を得るのであれば、個人的にはアリ!と言いたいと思います。
まず、Youtube自体が巨大な基本無料の動画視聴サイトとして、全世界で認識されている媒体であるということ。
つまり、有名でアクセス自体は勝手に集まるので集客に手間をかけなくてよいのです。(チャンネル登録者を計画的に増やしたい場合は、それなりの戦略は必要ですが)
最初のチャンネル登録者を1000人集めることと、再生時間数4000時間の収益化要件を満たすことが最大のハードルですが、一度要件を満たし収益化を認められれば、一定額の安定した収益が継続的に見込まれる媒体として優秀なのは間違いがありません。
一回収益化の条件を満たし、その後は適当な間隔でも動画を投稿してある程度の人気を維持しておけば、勝手にいくらかの収入が毎月入ってくるのは旨味がありすぎると言えます。
ブログの記事だと、過去記事に手直しを入れたり、記事を更新、あるいは削除したりしてメンテナンスすることが収益維持には欠かせませんが、Youtubeでは動画投稿したあとは、基本そのままにしておけば、再生数が少なかろうと、わずかでも再生できれば若干でも収益が入ってきます。
動画をその後も定期的に投稿しておけば、キャッシュポイントとなる動画が積み上がっていくだけで動画削除などされない限り過去の動画が一切無駄にならないというのも強みです。
たとえ単価が下がっても、それはYoutube側の都合。チャンネル主が過去動画になにか修正を入れる必要がでるわけではないので、このメンテナンスがほぼいらないという点は副業として、いくつかある収益のうちの一つとして捉えるのであれば恐ろしく魅力的なものだと言えるでしょう。
自身のブログやSNSアカウントを持っていれば、自分の動画を埋め込む・紹介することで再訴求も可能ですから、アカウントがバンされたり、動画が収益化条件を満たしていないと再判断されて収益化をYoutube側から止められない限りは上下はあるものの安定した収益が入ってくるYoutube収益化は両手を挙げてオススメできます。
動画投稿についても、別に毎日投稿なども必要ではなく、面倒であればランサーズやココナラなどを利用して、外注してしまうという方法もあります。出費が一時的にかかりますが、その後すぐに回収できることも考えればコストパフォーマンスにも優れます。
収益化までのハードルが高いところはありますが、一度収益化させればあとは不定期の適当な動画投稿だけでも一定の収益が見込めるYoutube収益化。もう少し月の収入を底上げしたいと考えている方は、ぜひチャレンジしてみてください。