こんにちわ。高山です。
インターネットという媒体が一般的になってから、早いもので四半世紀程度が経とうとしています。
日本での最初のパソコンへの一般層が関心を示すきっかけになったのは、間違いなくWindows95の登場でしょう。
それ以前は、一部の愛好家、コアなユーザーや主にデスクワークでの仕事でのみ使うイメージだったパソコンというものを一気に一般庶民にも馴染み深いものにしたのがマイクロソフトのOS・Windows95の発売でした。
若かりし日の久米宏氏もいささか興奮気味に紹介していますね(笑)
Windows95の名前の通り、1995年に発売したものですが、まだ30年すら経っていないというわけです。
ここから、今まではパソコン通信とか一部のマニアが行っていたインターネットの雛形が一般層に浸透するようになり、今から見れば笑ってしまうほど遅い回線通信で、なかなかDLされないデータを気長に待ちながらも、当時としては最先端の知識を持った人たちが作ったホームページを色々と見て回ったものです。
1998年頃から、インターネットを本格的にやるようになった私としてはインターネット老人会のタグに馴染みが深い、今となってはベテランヘビィユーザーなのでしょうが、本当に当時は夢があったものです。
さて、前置きが長くなっていますが、ネットビジネスというのはだいたい回線が常時接続が当たり前になり始めた頃から、ネット界隈に於いて認識されるようになったと思っています。
私が最初に購入した情報商材は、確か2008年頃に触れたものだったような記憶があります。
流石に内容はもう忘れましたが、ネットで稼ぐということに年甲斐も無くワクワクし、楽して稼げるだろうと甘い夢を見たものです。
しかし、結果は惨敗。このあたりの経緯はこちらのページでかんたんにまとめております。
今現在、ネットビジネスにこれから参入する人については、さまざまな思惑があると思います。
もちろん、本業があるものの、そちらから稼ぎが少ないので、副業として収入の一つの柱として補佐的にやる人もいるでしょうし、中には副業を初めて、そのうち副業を本業…つまり、会社を辞めて副業一本でやりたいと思う人もいるでしょう。
今回の記事は主に後者の人に向けた記事となります。
どんな副業でも「完全不労所得」は難しい
実際の仕事に疲れ、ネットビジネスに活路を見出す人は今の御時世結構いるかと思います。
さまざまな業界が人手不足とはいいつつも、給料がそれに見合っただけのものが支給されている会社は多いとは言えないと思います。
日本人の年間の平均所得の中央値は下がってきているとも言われており、現在のインフレ状況の場合は、いわゆるスタグフレーションというような状況になっているのが現状かと思われます。
仕事によっては、今はパワハラとかそのようなことがコンプライアンス遵守だのなんだので、かなりマイルドになってきている職場も多いですが、その一方で相変わらず激務で多くのストレスを抱えるような職場もまだまだあるでしょう。
特にストレスを多く抱える、激務な環境に身を置いている人においては、ネットビジネスに夢を見ている人もいるのではないでしょうか。
ネットビジネスに興味を持って、情報を集めると、かなり刺激的なセールスレターや体験談的な内容に必ずと行っていいほど触れます。
やれ、たったの●日、●時間で何百万、何千万稼いだだの、早々に会社を退職して悠々自適な生活をしているだの、今つらい仕事で、更にその仕事に見合ってないだろうという給料しか貰えていないと自己評価している方にとっては刺激的な文面がネット上に踊ります。
ネットビジネスにおいては、どちらかというと誇大的なセールスレターが多く、このような文面で如何に多くのユーザーを抱え込めるかというところを競っているような節がありますが、この業界を長く見てきてさまざまなスキームを試してきた自分からすると、まず不労所得というのは厳密にはありえないと思っています。
このブログでも発信してきた情報商材の中では、IACBなどは不労所得に限りなく近いですが、そのデータファイルを作るのに一定の勉強?とツールの使い方を学ぶ必要はありますし、データファイルを完成させたあとの戦略もある程度練らないといけないのは間違いないです。
もちろん軌道に乗れば不労所得のようにはなるのですが、ただその後にもある程度のフォローなどをする必要が出てくる可能性は十二分にあるので、やはり厳密に言えば不労所得とは言えないとは思うのですよね。
また、実際に情報商材の発信をしている著名アフィリエイターの方々のやり方をメルマガなどで拝見すると、稼いでいるアフィリエイターは、本当に凄まじい時間をネットビジネスに割いて展開している人が多い…というか、今まで全く何もせずに稼いでいるという人は個人的には見たことがありません。
情報商材をうまく使いつつ、また情報発信もうまく行って、更には新たな情報などを積極的に取り入れてガンガン稼いでいる人ばかりです。
間違いなく、不労という言葉とは縁遠い人たちばかりですね。
なので、今本業があって、そちらの仕事がつらく、給料も安い、だから不労所得で稼げそうなネットビジネスに参入しよう…などと安直に考えている人は間違いなくネットビジネスを行っても一銭も稼げず、結局仕事をしている方が確実に収入があるから気楽だ…となりますので注意が必要です。
ネットビジネスで稼ぐのであれば、まずは最初は死ぬ気でやると言った心構えが大事かと思います。
また、今後一つのスキームで稼げても、それがこれからもずっと稼げるスキームで有り続けるかといえばそれもまた断言はできないものになります。
確かに長い間、鉄板のスキームとして支持されているネットビジネス商材もあります(アンリミテッドアフィリエイトや下克上あたりはロングセラーでかなり界隈で有名ですね)
しかし、ネットビジネスでは新たな稼ぎ方はどんどんでてきますし、また今まで鉄板だったものが急に稼げなくなるということも珍しくありません。
ネットビジネスで稼ぎ続けるには、常に新たな情報を入手しアップデート、新たな展開をしていく必要があるのだと、個人的にさまざまな著名アフィリエイターさんを見ていると思います。
もっとも、自分が最低限暮らせるぐらいのそこまで大きな稼ぎを求めないのであれば、一つの有力なスキームをコツコツやるというのももちろんありです。ただその場合でも、軌道に乗るまでの一定の努力は必要です。
あくまで不労所得で楽して稼げるだろうという甘い考えで参入すると、痛い目を見るだけで、それなりのやる気を出して一定の期間本気でやることができるのであれば、ネットビジネスほど費用対効果の高いビジネスは他ありません。
これからチャレンジされる方は是非、経験だけ無駄に長い失敗も多くしてきたネットビジネス経験者のアドバイスとして、当記事をお読みいただけると幸いです。