こんにちわ。高山です。
先日、無料ブログのメリット・デメリットについていくつかポイントを挙げてみました。
無料ブログのメリット・デメリット
それぞれ一長一短なところを解説していったわけですが、記事が長くなったので無料ブログのメリット・デメリットについて書くだけに留まりました。
今回は、前回書くことができなかった、無料ブログと比べて一般的にWordpressと呼ばれる有料ブログのメリットとデメリットについて解説していきます。
有料ブログとは?
まずはそもそも有料ブログとはどういったものを指すのか?
その名の通り、月額一定金額を払うことで運営するブログのこと。
前回の記事で紹介した、無料ブログを提供する会社が有料プランという形でサービスを提供しているパターンもありますが、基本的には有料のサーバーを契約して独自ドメインを取得し運営していくという形になります。
このブログも有料ブログということになります。
主にWordPressというCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)という管理システムが全世界で最大のシェアを得ており、大体有料ブログといえば個人が運営するのはWordPressと相場が決まっているような状況です。
もちろん、このブログもWordPressで作成されています。
WordPressには利点が様々ありますが、やはり多くの人が利用しているため、利便性が高く初心者でもある程度触っていけば比較的容易に扱えるというメリットがあります。
オープンソースで運用されているため、ユーザーでの開発・コミュニティも活発で、日本でも多くの活用コミュニティや勉強会などが開催されています。
有料ブログのメリット
それではここからは、有料ブログのメリットをまずは見ていくことにします。
1.カスタマイズ性が高い
有料ブログのメリットは、まずカスタマイズ性が高いということです。
無料ブログは、サービス提供会社側が予め用意しているテンプレートから大体選ぶ形となり、その数は確かにある程度用意はされているものの、やはり知識さえあればCSSやPHPなどで自分の好みのデザインをカスタマイズすることが可能です。
専門知識は無くとも、ブログのテンプレートというのが多数配布されており、無料から有料まで、膨大な数の自分の好きなテンプレートを選んで導入することができます。
また、有料テーマになると、SEOに強くなるようカスタマイズが施されたテンプレートもあり、まさに自由自在といったところです。
なおこのブログは、昔からある有料テーマである賢威というものを利用しています。
もちろん、無料で配布されているものでもCocoonなど評価が高いものもあります。
こういった多数のテンプレートから好きなように自分のカスタマイズができます。
2.広告を自由に選定・貼り付けができる
上記デザイン性の高さに通じるものがありますが、基本有料でお金を払って運営している分、無料ブログでは山のように出てくる強制的な広告は一切出てきません。
そのため、サイトの景観を損なわないような広告の貼り付けが自由にできます。
もちろんセンスが必要な部分にはなってきますが、少なくともブログ一面広告だらけになることがないというメリットはブログアフィリエイトをして稼ぐには、大きな利点となります。
3.SEOに強い
独自ドメインはSEO(Search Engine Optimization。検索エンジン最適化のこと)に強いと言われます。
やはり独自ドメインなので、一度検索エンジンにてヒットするようになると、サイトの作り方やドメイン名次第で検索エンジンからの安定的な集客もできるようになってきます。
知識が必要な分野ですが、将来的に使える知識になるので、SEO対策についても本格的に勉強するといいかもしれません。
4.独自ドメインという資産ができる
独自ドメインはこのブログのアドレスで言えばnet-businessjoho-review.comの文字列部分が該当するものになります。
お金を払ってインターネットに自分の住所を持っているようなものだと考えて頂ければと思います。
当然、世界に一つしかない住所になりますので、この住所で運営されているコンテンツが有名になって大きなアクセスを集めるような事になった場合、この独自ドメイン自体が一つの資産として評価されることがあります。
実際に、中古ドメインといった売買もあり、シンプルかつ皆が検索しそうな文字列などは非常に人気が高いといったことがあります。
意識的に育てるのは難しいですが、ブログを運営すること自体も資産サイトの構築ということにもなるので、独自ドメインを育てるのは将来的にアリだと思います。
5.運営側都合によるブログ削除リスクがほぼゼロ
無料ブログにおいては、無料で使わせてもらっている以上、自分のブログが突然消されたり、そもそもサービスそのものが終了すると言った資産ブログが突然消えるリスクについて前回の記事で言及しました。
有料ブログは、お金を払って利用している以上、運営側都合によるブログ消失・削除といったことはほぼ無いという安全な運営をすることができます。
もちろん、アダルト禁止のサーバーでアダルトコンテンツを掲載してしまっての規約違反によるサービス停止等といったことはありますが、規約に従って利用している分にはまず削除されるようなことはないでしょう。
サーバーの大本がサービスを終了すると言ったリスクは0では有りませんが、自分が記憶している限りではサーバー会社側がサービス提供を終了したというのは記憶にありませんし、サーバー移行といって、若干操作に手間と慣れが必要なものの、別サーバーに独自ドメインを引っ越すということは普通にできます。
ブログアフィリエイトの何より怖いことは、手塩にかけて育てたサイトが突然消されてしまうこと。
そのリスクがほぼ0になる有料ブログ運営は安心感を手に入れるという意味で、最大のメリットがあると言えます。
6.豊富なプラグインでかゆいところに手が届く
WordPressでは、プラグインというものが配布されており、自身で選択しインストールすることで様々な機能を拡張していくことができます。
こんな機能があれば…と思ったことに対して、専用のプラグインが作られていることが結構あり、検索すると大体自分がしたいことを実行してくれるプラグインがほぼ必ずヒットすると言ってもいいでしょう。
プラグインの使い方次第では、更新の利便性も一気に上がるため、快適なブログ更新環境を構築することも簡単になっています。
有料ブログのデメリット
メリットの次はデメリットということで書いていきます。
1.管理の手間がかかる
無料ブログのところでも書きましたが、メンテナンスの必要がWordPressの場合は出てきます。
WordPress自体の更新や、入れたテンプレートやプラグインなどの更新もあります。
自動更新も今はできますので、ある程度手間は減らせるようになっていますが、無料ブログのように運営側に完全丸投げというわけにはいきません。
また、プラグインの更新などをした時に他に入れているプラグインとの兼ね合いや、WordPressのバージョンによっては相性が悪く、ブログ自体が突然動かなくなるなどのトラブルが起こることもあるので、ある程度の知識も求められます。
2.独自ドメインは最初は集客力が低い
独自ドメインを新規取得した場合、そのアドレス自体が検索エンジンなどに認識されるには、どうしても一定の時間がかかります。
そのため、ブログ開設初期はそもそもブログを見つけてもらえないということが起こることが、ままありますので最初のうちはアクセスも少なくモチベーションが上がらないということもあり得ます。
いずれにせよ、最初は見つけてもらえないことがほとんどで、ある程度(3ヶ月程度が目安)経たないと、なかなか検索エンジンなどからのアクセスを集めるのは難しい状況になってしまいます。
ある程度運営期間が経ち、コンテンツが充実してくれば自然と検索エンジンにも登録されていきますが、初心者はなかなかアクセスが増えず挫折してしまうきっかけになってしまう可能性もあるかと思います。
3.お金がかかる
何を当たり前のことを…ということにはなりますが、やはりランニングコストが必ずかかるというのは、全くの初心者には敷居が高いかもしれません。
サーバーはプラン次第ですが、大体月額1000円前後かかる(サービスによりけり)のが相場ですし、また独自ドメインも更新期間が来ると、お金を払って更新しないと、せっかく育てたドメインが無効になってしまいますので、月換算でどこまでの額なら維持費を許容できるかは予め決めておくと良いでしょう。
4.量産時に手間がかかる
ブログアフィリエイトを本格的にやる場合、まずブログの量産はほぼ必須です。
サーバーと独自ドメインを追加して、どんどんサイトを構築していくわけですが、そのサイトデザインやプラグインを揃えるのが地道な作業となるため、どうしても時間がかかります。
ある程度テンプレ化されていれば、負担はかなり少なくなると思いますが、やはり一つ一つのブログでテンプレート的なカスタマイズを行っていくのは、結構時間がかかりますので、めんどくさがりだったり、逆に凝り性の方はかなりつらい状況になる可能性があります。
以上が、ぱっと思いつく限りの有料ブログのメリット・デメリットです。
無料ブログとはやはり一長一短といったところで、どちらが良いかというのは断言が難しいところです。
ただ、少なくとも将来的にブログの価値を高めていきたい人は、有料ブログ一択でしょうし、一時的にアクセスを集めたいサテライトブログなどを作成する場合は無料ブログの方が良いのかなと思います。
要は、その時々の目的に合わせて使いこなしていくべきと個人的には思います。
この記事が今後のブログ制作の時の参考になれば幸いです。